のんびりまったりベルアイルプレイ日記です☆
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
樹苺継承しました。
明日早いけどどうしても早く孫を出してあげたくて
そして、ベルアイルの某ブロガー様の影響で継承物語を数回に分けてお送りしたいと思います。
私のあくまで創作であり、一切公式様とは関係ないので苦手な方はバックお願いします。
明日早いけどどうしても早く孫を出してあげたくて
そして、ベルアイルの某ブロガー様の影響で継承物語を数回に分けてお送りしたいと思います。
私のあくまで創作であり、一切公式様とは関係ないので苦手な方はバックお願いします。
「お母さん、この人が私の旦那さんだよ。」
そういって嬉しそうに微笑んだ娘に若い頃の自分を重ねたのは何年前だったろうか。
娘にも子が出来て、自分が”おばあちゃん”になると知った時嬉しくて思わず泣いてしまったのはいつだったろうか。
「樹苺。」
優しいあの人の声をもう一度聞きたい。
「あなた…」
「お前が呼ぶから思わず来てしまったよ。」
「最近見ないから心配してたのに」
まだこの国に来たばかりの頃、最初に知り合った人。その背中でずっと自分を守ってくれた人。
「そういえ兎苺に子どもが出来たんですよ」
「…そうか」
そのときの彼は嬉しそうで、やはり寂しそうだった。
”その時”が来るのを知っているから。
「さよならをする前に一度会いたかったの。」
「…あさん」
「お…あさん」
「おかあさん!!」
ボーダーのいつもの場所。
どうやら転寝をしていたみたいで、目の前には溜息をついている娘の兎苺がいた。
夢の中でも逢えるなら幸せだわ。
貴方らしいね、蒼蔦。
「全く…もう若くないんだからこんなとこじゃなくてちゃんとベッドで寝てよね」
「ごめんね、材料の買取をしてたらついつい気持よくて」
秋のお日様は気持いい。
私が始めてこの地を踏んだ日もこんな天気だった。
「もうすぐね…兎苺。あの子もきっといい子になるわ。」
続く
そういって嬉しそうに微笑んだ娘に若い頃の自分を重ねたのは何年前だったろうか。
娘にも子が出来て、自分が”おばあちゃん”になると知った時嬉しくて思わず泣いてしまったのはいつだったろうか。
「樹苺。」
優しいあの人の声をもう一度聞きたい。
「あなた…」
「お前が呼ぶから思わず来てしまったよ。」
「最近見ないから心配してたのに」
まだこの国に来たばかりの頃、最初に知り合った人。その背中でずっと自分を守ってくれた人。
「そういえ兎苺に子どもが出来たんですよ」
「…そうか」
そのときの彼は嬉しそうで、やはり寂しそうだった。
”その時”が来るのを知っているから。
「さよならをする前に一度会いたかったの。」
「…あさん」
「お…あさん」
「おかあさん!!」
ボーダーのいつもの場所。
どうやら転寝をしていたみたいで、目の前には溜息をついている娘の兎苺がいた。
夢の中でも逢えるなら幸せだわ。
貴方らしいね、蒼蔦。
「全く…もう若くないんだからこんなとこじゃなくてちゃんとベッドで寝てよね」
「ごめんね、材料の買取をしてたらついつい気持よくて」
秋のお日様は気持いい。
私が始めてこの地を踏んだ日もこんな天気だった。
「もうすぐね…兎苺。あの子もきっといい子になるわ。」
続く
PR
COMMENT FORM
COMMENT